1年探究科学科「朱雀サイエンスセミナー②」
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- #朱雀サイエンスセミナー
『「探究的な学びへのいざない」~GSC、物理実験をとおして~』
7月13日(水)に1年探究科学科生向けのプログラム「朱雀サイエンスセミナー」を実施しました。今回は、松江東高校の田中正樹校長先生と島根大学生物資源科学部の山本達之先生をお招きし、『「探究的な学びへのいざない」~GSC、物理実験をとおして~』というテーマで、2時間の講演をしていただきました。
はじめに山本先生が研究されておられる「ラマン分光学」についての話を聞きました。ものに光をあてると、あてた光と比べてわずかに波長が変化した光が出てくることが知られており、山本先生はこれを医療に応用する研究をされているとのことでした。先生はこれを「分子からの手紙」という美しい言葉で表現されておられました。先生からは今年度から始まる「GCS(グローバルサイエンスキャンパス)島根」の紹介もしていただきました。
次に、田中先生および本校の土谷教諭の誘導にしたがって、「浮力の実験」「ヘルツの実験」を生徒が行いました。ヘルツの実験では、電波を応用した無線スイッチを体験し、生徒から感嘆の声が上がっていました。最後に田中先生から「好奇心」と「感じる心」を大切にして探究活動に励んでほしいとエールを送っていただきました。
生徒の感想に、「講演会を聞いて「学ぶ」とはどういうことかがわかったような気がする。」と今後につながる成長がうかがえるものが多数ありました。