２０２４年１月２３日　海外研修３日目
Liceo Fermi （フェルミ高校、公立の理数系高校）訪問　英語での課題研究発表

フェルミ高校では、8名の歓迎チームの生徒さんが、お土産とともに温かく本校の生徒を迎えてくれました。この方達は私たちとずっと一緒に行動してくれました。校長先生の挨拶とお互いの自己紹介のあと、いくつかの実験室で、フェルミ高の生徒が実験を説明するのを見たり、実際に授業に入って一緒に実験をしたりしました。

その後はお互いに研究発表をしました。南高の生徒は、12月の校内発表を頑張って英語に直して発表しました。フェルミ高の生徒から質問ももらいました。

フェルミ高の生徒の発表は、内容はもちろんのこと、プレゼンテーションのレベルが高く、圧倒されました。お互い英語は第二言語のはずですが、堂々としたわかりやすい発表でした。物理分野で霧箱の実験について説明してくれた生徒は、まるで教員のような自信と落ち着きでアルコールが気体から液体になる様子を語ってくれました。

自分で課題設定する本校のスタイルとは少し違う形態の発表でしたが、南高の生徒が学ぶことは多かったと思います。

南高の発表の中で一番反響が大きかった瞬間は、雑巾班の発表において、南高では生徒が学校の掃除をすると説明したくだりでした。イタリアでは生徒は掃除をしないため、日本の習慣が驚きだったようです。また、日本や松江、南高を紹介したプレゼンにも興味を持ってもらえました。生徒たちはすぐに打ち解けて、友達になっていました。