２０２２年９月８日（金）

富士通株式会社、宮浦恭弘さんによる「XR(VR/AR/MR)技術とメタバースの世界～現実と仮想が相互作用する新しい世界は実現するのか」

松江南高校では、MINDS（異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティ）の教育プロジェクトの方々と３年前から連携した探究活動を行なっております。これまでオンラインで活動してきましたが、この度、１０名のMINDSのメンバーの方々が初めて実際に松江を訪問されました。それに合わせて、２つの探究イベントを企画しました。一つは講演会、もう一つはワークショップです。

この日は、MINDSのメンバーであり、富士通株式会社にお勤めの宮浦恭弘さん（Global Fujitsu Distinguished Engineer, Microsoft MVP for Mixed Reality)）によるXRとメタバースに関する講演会を開催しました。 XRとは「現実環境とデジタル環境を相互作用させる概念」で、様々な技術の組み合わせで実現します。会場ではXR技術やその活用事例をライブデモを交えて紹介していただきました。生徒は普段はなかなか使うことができないVRやARの機器を体験したり、XRが可能にする新しい社会のあり方や、メタバース、NFTとの関係などについて教えていただいたりしました。

生徒は機器の体験が特に印象に残ったようです。また講義の部分もしっかりと聞き、最後の質疑応答では的確な質問を活発に行なっていました。

MINDS講演会は、企業の取り組みの最前線を知ることで、科学技術が社会をどのように変えていくのかを考えるよい機会です。今後も続けて企画していきたいと思います。

【生徒の感想より】

・初めてVRやARを体験しました。こんな夢のような体験ができて、わくわくが止まりませんでした。

・実際の機器を用いて体験型で学べて楽しかったです。用語についても知って、将来進みたい分野と近かったのでとても良い経験ができました。

・メタバースや拡張現実のような聞いたことがあるが意味を知らない言葉を理解することができました。