【美術部】日本伝統工芸展「高校生講座」及び「第56回島根県高校美術展」に行ってきました!
子ども向け普及事業「伝統工芸ー子ども体験・鑑賞コース」高校生講座
12月15日(金)に現在、島根県立美術館で開催されている第70回日本伝統工芸展「高校生講座」に参加してきました。このプログラムでは、陶芸の実技体験と作品鑑賞を行いました。講師には、地元の陶芸作家である内田和秀さんを迎え、陶芸の菊練りとろくろ成形の実技を教えていただきました。
慣れない菊練りやろくろ成形は非常に難しく、簡単そうに実技に取り組まれる内田さんの様子に感動する部員たちでした。その後、展示室内で実際に内田さんの制作された作品の解説を聞き、作品を鑑賞しました。体験活動を行ったことで、いつも以上に出来上がった作品の完成度に感銘を受け、作品を見る視点も増えていたようです。追体験をし、作品を鑑賞することの大切さを学び直す良い時間となりました。
第56回島根県高校美術展
12月15日(金)~18日(月)に島根県立美術館(県民ギャラリー)で開催された第56回島根県高校美術展に、本校の美術部員15名の作品18点が展示されました。絵画10点、平面デザイン6点、立体デザイン1点、彫刻1点を出品しました。夏休み明けから制作を開始し、長い時間をかけ、それぞれが思い思いのテーマをもとに作品を完成させました。1年生にとっては初めての大作であり、2年生にとっては高校生活最後の大作となりました。お互いの作風や主題の違いに刺激を与えあいながら、充実した作品づくりと展示の機会となりました。1年生は、早速次の作品制作に向けてイメージが膨らんでいるようです。
また、今回の作品展では、本校の2年生の中村志織さんの作品が、第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会美術・工芸部門に推薦されました。来年の岐阜大会での展示が決まりました。