校内風景~アブラムシのその後(有翅型現る)~

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校内風景~アブラムシのその後(有翅型現る)~

有翅型現る

令和元年 5月15日

 ひかりの広場のカラスノエンドウ群落で旺盛に繁殖しコロニー形成してたアブラムシ(→先日の紹介記事はコチラ)ですが、その後、環境整備で草刈りが行われたため、宿主の植物体が一掃されてしまいました。
 アブラムシがどうなったのか観察してみたところ、刈り残された数本のカラスノエンドウに群がる少数の個体を残すのみとなっていました。

 アブラムシの宿命として、宿主(今回はカラスノエンドウ)が刈られて液が吸えなくなくなると、歩いて移動するしかないわけですが、今回のように広範囲に環境が急激に変化すると宿主と運命を共にするしかなくなります。それでも種として生き残っているのいは羽根を持つ「有翅型」の存在があります。
 今回も、あれだけのコロニーを形成し個体密度もかなり高まっていたので、有翅型が居たのではないかと思い、残ったカラスノエンドウを観察してみると、1匹だけ羽根を持つ個体が残っていました。

 その気になって観察しないと、気にとめることもない小さなアブラムシですが、アブラムシはアブラムシなりにドラマのある生活環を生き抜いているのですね。

 環境整備が行われたひかりの広場の様子と共に紹介します。

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環境整備の行われたひかりの広場

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数本の刈り残しで
生き延びるアブラムシ

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宿主を含む環境が激変すると
運命を共に

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それでも種として存続出来るのは
「有翅型」の存在

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刈り残しのサヤに

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有翅型が1匹

 

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