校内風景~アブラゼミ~

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校内風景~アブラゼミ~

成虫の期間は1ヶ月

平成29年 8月 3日

 先日紹介したアブラゼミ(紹介記事はコチラ)の生態でよく言われるのは「幼虫で土の中7年、成虫で1週間」ですが、実際には正確な期間は実証されていませんでした。しかし最近の研究で人工飼育技術の向上により、アブラゼミは卵期間1年(木の樹皮裏など)の後、幼虫で土の中2~4年、成虫1ヶ月程度と分かってきたそうです。(幼虫期間はセミの種類によって異なる。ニイニイゼミでは4~5年とされる)
 セミの人工飼育は非常に難度が高く、幼虫期間も木の根からの樹液しかエサにしませんし(研究ではアロエを使うそうですが)、成虫も根を張った木の樹液のみをエサとします。これまでは成虫を人工飼育しても7日程度しか生かせなかったことから「成虫の寿命=1週間」が広まったようです。
 自然環境下では、幼虫の成長は土の温度や樹液の栄養状態に左右され、結果幼虫期間が伸びることがあるので、幼虫で7年は希な例だったということになりますが、それでも、土の中で過ごす幼虫期間に比べ成虫期間が非常に短いことに変わりはありません。

 今回は口吻を木に突き刺して樹液を吸っているアブラゼミが撮影できました。写真を紹介します。

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アブラゼミ
成虫期間は1ヶ月ほど
エサは生きた木の樹液のみ

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だんだん広場の木で撮影

   
   

 

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